こんにちは!
マレーシア留学生のはるかです!(^o^)
今回は旧正月紹介シリーズ、第三弾、ラストです!
前回紹介したようにThean Hou Templeを訪れた後に、中華系マレーシア人の知り合い(前回おみくじを解読してもらったと紹介した方です)のご実家のホームパーティーに参加させていただくことになりました。
日本では正月は家族や親戚など自分の身内だけで過ごすのが一般的であるので、まさかただの留学生の私も呼んでいただけるとは思わなくて、嬉しかったです(´∀`*)
少しドキドキしてご実家に訪れましたが、ご家族揃って温かく迎えてくださって、緊張も解け、心がほっと軽くなりました😌
家庭の温もり、というのでしょうか、その場の雰囲気や温かさが無性に心地よかったです。
新年の挨拶
旧正月の新年の挨拶も日本と同じくもちろんあります。
日本の「あけましておめでとうございます。」に当たるのは
「新年快楽(xīnnián kuàilè)」で、読み方はシンニィェンクァィラみたいな感じになります。
他にもよく聞くのは「恭喜发财(Gong Xi Fa Cai )」という言葉です。
読み方はゴンシーファーツァイのようになります。
みなさん、この言葉の意味知っていますか?
実は、、「お金が儲かりますように!」と相手の儲けを願う意味が込められた挨拶なのです。
お金は大事ですからね!!💸
この記事を読んでくれている方にも、ゴンシーファーツァイ!
そしてもう一つ。
「万事如意(wan shi ru yi)」で、読み方はワンシールーイーみたいな感じです。
なかなか中国語をカタカナに直すのは難しいのですが😅
この言葉は「すべて何もかもがうまくいきますように」という、全ての願いをひっくるめたスーパー無敵ワードです。
いい言葉ですね、普段から使いたいものです笑
マレーシア、シンガポール特有おせち 魚生(イーサン)
マレーシアの旧正月料理としておそらく一番代表的であろうと思われるのが
魚生(イーサン)です。
イーサンは、なんと、中国にはない文化であり、マレーシア、シンガポールでしか体験できない特有の文化なのです。
大皿にいろいろな具材を盛り付け、大人数で取り囲んで食べます。
具材は、正直よくわからないものも多くありましたが、紅生姜や揚げた細長いパリパリした餃子の皮みたいなものが入っていて、そこに甘酸っぱいタレをかけます。
本来、イーサンのメインは刺身であるようですが、今回はみかんが代わりに入っていました🍊
このみかん、大きい上に非常に美味しくて感動しました・・✨
具材の盛り付けが終わると、さて、ここからがイーサンのメインです。
掛け声とともに一斉にみんなでお箸を使って具材を高く持ち上げ落とすのを繰り返して具材をごちゃごちゃに混ぜるのです。
ゴンシーファーツァイ!と言ったりもしながらひたすら具材を持ち上げ落とす・・。
案の定、終わった後のテーブルは悲惨なことになります。笑
しかし高く上げれば上げるほど、縁起が良いとされているようなので、みなさんも参加するときはテーブルのことを気にせずにどんどんあげちゃってくださいd( ̄  ̄)
実は初めてイーサンを体験したのは語学学校の自習室でした。
自習室で勉強していると、いきなり多くの人(生徒さんだと思われます)がワラワラと集まってきて
「あなたも参加しなよ〜〜٩( ‘ω’ )و」
と言われ正直びっくりしながらも参加させていただきました笑
そしてそのびっくりをさらに上回る、イーサンの文化。。
正直、初めてイーサンを目の当たりにした時は、衝撃的でした。
しかし、私が体験した2度のイーサンの味はどちらも、
美味しい!!!(*゚∀゚*)
すごく個人的な意見になってしまうのですが、甘酸っぱいタレとシャキシャキとした具材の食感が相性抜群でした。
何か例えをあげてみてと言われても思いつかない独特な味わいですが、非常にクセになる味で、来年もぜひ食べたいなぁと思います。
その他の美味しすぎるホームパーティー料理
こちらはホームパーティーの時の手作り料理。
右奥に見えるのが椎茸とチキンフィートの料理で、チキンフィート(鶏の足)を初めて食べましたが、美味しかったです。
右手前の料理はレンコン、お肉などの優しい味わいの、日本の家庭料理に似た食べ物でした。
そして左隣のチキン。
もう美味しすぎる以外のなんでもありません。ケンタッキーのチキン、大好きですが、それよりも美味しいと思いました。まず料理法が違うので比べられないかもしれませんが^^;
また、旧正月のスナックは下の写真のように、赤い蓋が特徴的な大きな入れ物に詰められています。
私の友達が、前に少し旧正月スナックを分けてくれました。
ほんのり甘い、極薄のパリパリクッキーですね。
少し指に力を入れると、すぐにホロホロと壊れてしまうくらい薄いです。
ホームパーティーでも手作りのものをいただきましたが、程よい甘さで美味でした。
他にも、豆がキャラメライズされたお菓子などがありましたが、(豆版フロランタンの勝手に呼んでいます)スナックの中ではそれが個人的に優勝でした。
しかし、美味しさに感動するのはそれだけではありませんでした。
「亀苓膏(guilinggao、グイリンガオ)」
と呼ばれるゼリーが大優勝でした。
このゼリー、日本では「亀ゼリー」と呼ばれているようで、
亀の甲羅が原材料に含まれているようで、解毒作用などを含み、体にいい薬膳ゼリーとして知られているようです。
見た目はコーヒーゼリーとそっくりなのですが、コラーゲンもたっぷりであるそうなので、美肌効果も期待できますね。
本来このゼリーだけであると、とても苦いのだそうで、私はこの上にはちみつをかけて食べました。
味はというと、最近食べたデザートの中で一番美味しい、と思ったほどでした。
こんなに美味しくて体にいいならもっと食べたい・・!!🤤
食べ過ぎは禁物かもしれませんが笑
グイリンガオ、私のお気に入りスイーツリストに登録されたので、今度紹介してもらったお店に行ってみようと思います。
旧正月版お年玉 紅包(アンパオ)
日本にお年玉という風習があるように、旧正月でも似たような紅包(アンパオ)と呼ばれるお金を渡す儀式があります。
しかし、日本でお年玉がもらえるのは子供だけであるのに対し、アンパオがもらえるのは独身の方が対象になるので、結婚していなければ結婚するまでずっとアンパオが貰えます笑
私もアンパオをいただきました。
このいただいたアンパオは日本のポチ袋にまだ似ているかもしれませんが、一般的なイメージのアンパオは真っ赤な封筒であるようです。
やはり赤は、この国では旧正月カラーであるようですね。
アンパオ、いただくことができて非常に嬉しかったです。
ありがとうございました🙇♀️
まとめ
今回は、旧正月の料理などについて主に紹介しました!
これにて旧正月紹介シリーズ終了です!
マレーシアに来て3ヶ月、旧正月をここまで楽しむことができたのは3ヶ月前は予想だにしていなかったので本当に大満足、大感謝です。
ホームパーティーで温かく迎えてくれた皆様に本当に感謝しています。
謝謝!!
そして旧正月を一緒にエンジョイしてくれた
カエデさんとユウさん。
本当にありがとうございました!
読者の皆様も、ここまで読んでくださってありがとうございました!
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