こんにちは!
マレーシア留学生のはるかです(*^^*)
・・・という自己紹介にもかかわらず今回もまた中国留学についての記事になります笑
先日、ようやく5ヶ月の中国語オンライン留学を終えました!!o(^▽^)o
本当にあっという間でした・・。
今回はこの中国留学を通して私が得ることができた中国語のスキルはどの程度だったのかや、全体を通しての感想を中心に書いていきたいと思います。
スピーチコンテスト、スパルタレッスン、そして3位入賞
私がこの中国留学中でオンラインでありながらも一番達成感を感じ印象に残った出来事、それはスピーチコンテストに参加したことです。
このスピーチコンテストは留学生限定(中国のローカル生徒以外)のコンテストで、初級、中級、高級クラス全ての生徒が任意で参加することができました。(レベル別のコンテストではなく、全クラスごちゃ混ぜだったのが少し衝撃的でしたが笑)
1人3分ほどのスピーチをするのですが、テーマに決まりはなく自由でした。
オンラインで参加したのは私一人で、動画提出で当日会場のスクリーンで流す、ということで話が決まりました。
どんな内容を書こうか迷っていましたが、実はその時メンタル的にあまり安定していなかったのもあって「人生に対して前向きになるには・・どうすればいいんだ・・(~_~;)」などと答えのない問題についてぐるぐると考えていました。ですからテーマは、完全にその時の私の心理状態に拠ったもので、
「人生をさらに豊かにする方法」
という、なんとまあ壮大なものになってしまいました笑
ちょっと難しいこと考えている自分自身に陶酔でもしていたんでしょうね(白目)
最初に私が書いた原稿は自身のネガティブ感情が文字にも表れていてしまったみたいで、先生にその部分をことごとく削ってもらいました。笑
使う言葉に結構厳しいところがあって、例えば、「自杀」という言葉は「自殺」という意味ですが、スピーチで使うには不適切なようで「轻生」という同じ意味の違う言葉に置き換えられたりしました。
また、スピーチでは「尊敬的各位老师~(尊敬する先生方へ〜)」という定型句を最初に入れるといったルールもあるようで、コンテストに参加しなければわからなかったこのような知識を得ることができました。
原稿が完成したら、次はレッスンです。それも、マンツーマンで、土日を含めた毎日30分!!
そんな手厚く見てもらえるなんて!!と初めは素直に喜びましたが、このレッスンは私にとってかなり大きなプレッシャーとハードルになりました。(^_^;)
プレッシャーの一番の原因は、発音矯正でした。
自分は、授業では発音をあまり直されることがなかったので少し高を括っていたのもあったのだと思います、しかしこのレッスンで私の発音に対するプライドや自信はズタズタに引き裂かれました笑
私はそれまで気づかなかったのですが『h』の発音がどうしても苦手だったようで、先生にできるまで何度も何度も同じ発音をするように言われて、いつも30分間のレッスンが『h』の発音練習のみで終わる、みたいなこともありました^^;
中国の先生全員がそうでないのかもしれませんが、多くの先生はとても真面目で教えることに少しスパルタな面もあるのかな、とふと感じることもあり、私を教えてくれたこの先生もまた容赦も妥協もないような先生でした😅
毎日練習を繰り返し、ようやく先生から「まあいいでしょう」と言われた頃にはもう動画提出日の直前でした😵💦
無事動画を提出し、とうとう迎えた当日。
オンラインで他の人のスピーチを聞き、やはり中級、高級の人のスピーチは発音も流暢さもレベルが違うなぁと思っていました。
そんなふうに思っていたので伝えられた結果には拍子抜けしてしまいました。
先生「あなたは3位入賞です!おめでとうございます」
ほえ・・!?さ、3位・・!?
3位は実は一人ではなかったみたいですが、それでもレベルミックスされたこのコンテストで入賞という形に残るようなものが得られたのは本当に嬉しかったです。
でも、これは私一人の実力で獲得できたものではなく、私のちょい病み原稿(笑)をポジティブでナイスな原稿に書き換えてくれた先生や、毎日私のためにスパルタなレッスンをしてくださった先生のおかげでもあったので、助けてくれた先生たちに対してとても感謝の気持ちでいっぱいになりました。
自分の中国語レベルもこれを機に急激にアップしたように感じ、十分な満足感と達成感を得ることができました。
最後に私の発表原稿の一部を紹介します。
人生只有一次。
(人生は一度きりです。)
自己是自己人生的主角。
(そして自分の人生の主人公は自分自身です。)
为了享受人生,坚持自己的意愿是最重要的。
(人生を楽しむには、自分軸を持って生きることが一番大事だと私は思います。)
人に影響されすぎることによって悩むことが多い私にとって、この「自分軸を持って生きる」っていうのはやはり大事なことだなと感じます。(ここのニュアンスを訳すのが結構難しかったです)
また人生について悩み出すことがあったら、この原稿を読み直そうかなぁと思います。
中国語勉強し始めて1ヶ月でHSK3級、2ヶ月でHSK5級に受かった話
オンライン授業を受けている最中、私は同時進行でHSKの試験勉強を独自に進めていました。
3月に授業が始まり、1ヶ月経過しそろそろ授業にも慣れてきた4月。私はまず3級を受けてみようと決心しました。
会場は東京外国語大学でした。
手応えは、かなりありました。
というか、あれ、授業より簡単だな・・?と感じるほどでした笑
そして1ヶ月後に届いた結果がこちら。
300満点のうち60%の180点が取れれば合格なのですが、私はリスニング99点(いやどこ落としたんだ)、リーディング満点、ライティング84点、合計283点という快い点数で合格することができました。
ちょっと点数が良くて嬉しかったのもあり、4級を飛ばして5級チャレンジするか・・!というやる気が燃えて、勢いで1ヶ月後の5月の5級の試験を申し込んでしまいました笑
しかし、問題集を解いてみたら難しいのなんの・・!
「これはやばい、もうダメ元で行くか・・」
と半分諦めた状態で試験会場に向かいました(T ^ T)
しかし結果は何と・・
3級の結果より点数は落ちましたが、180点以上取れていて、合格とみなされました。(というのも、5級になると合否判定が何故か出ないようで、しかし同様に6割以上のスコアで『5級レベルの中国語力があるとみなされる』ということらしいです。ややこしい。)
できなかった部分も多くありましたが、それでも合格できたのはやはり授業で毎日中国語に触れている、というのが大きな鍵だったのかもしれません。
「先生がこの言葉をこのように使ってたから、私も同じように書いちゃお〜」みたいなノリで書いたら「え、あってた、ラッキー✨」ということがあったので笑
授業は参考書から得られないような知識が自然と身につくということを感じました。
私は最終目標は、最高級である6級に合格することです。
でも6級と5級ではレベルにかなりの差があるようなので、このようなノリは通じないとも思いますし(あと受験費用が級が上がるごとに高くなる・・とほほ😂)、勢いで申し込むのではなくもう少し勉強してからチャレンジしてみようかなと思います🔥
この5ヶ月の中国留学を通して
この中国留学を通して私が感じたことを最後に綴っていきたいと思います。
たったの5か月、そして終始オンラインでしたが、それにもかかわらずこの中国留学は私にとって忘れられない、とても大事な経験になりました。
中国語を学びたい、とずっと思い続けた末に留学を決心、行動した何ヶ月か前の私自身にもありがとうと伝えたいですが、何より私の急なお願いを聞いて応えてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。
留学が始まった当初は、中国語が全く理解できず、先生の質問にもまともに応えられなかったのですが、月日が経つにつれ、だんだんと中国語が身についてきているのを感じ、知れば知るほど面白い!と夢中になって勉強していました。理解が難しい箇所に直面することもありましたが、それらを理解できた時の達成感も相まって、中国語がさらに好きになり愛着すら湧くようになりました。
(親には、『前世中国人なんじゃない?』とすら言われてしまいました笑)
こんなに「勉強が楽しい」と思えた5ヶ月間は今までありませんでした。
また9月からはマレーシアの大学で英語漬けの毎日ですが、マレーシアに行っても独学で中国語を勉強し続けたいと思います。
(´∀`*)
まとめ
今回は中国留学を通して私が得たものや感じたことを中心に書きました。
これにて中国留学についての記事は終了です👏
クラスメイト、先生、親、私の中国留学に携わってくれた方達。
本当にありがとうございました。
今回は記事が長くなってしまいましたが、
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます!!
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