こんにちは!
マレーシア留学生のはるかです!
1学期を終え、1月頭から2学期が始まったりして、少し忙しくなり、最近更新がしばらくできずにいたのですが、2月頭の中国旧正月という一大イベントのためにまた1週間ほど学校が休みになったので、この間にいくつか投稿を進められたらなと思います(*´꒳`*)
実は今学期は1月から3月までの短いショートセメスターと呼ばれる学期で、
実際に私が今学期で履修している科目はたったの2科目。
Malaysian studies というマレーシアの主に歴史を学ぶ科目と、
Malaysian language という、その名の通り、マレー語を学ぶ科目です。
えーじゃあそこまで忙しくないんじゃないのー?(・∀・)
と思われる方もいるかと思います。
結論、大学の科目で出された課題などをこなすのみであれば、比較的今学期は時間のあるセメスターなのではないかなと思います。
しかし私は時間があることをいいことに、
語学学校で中国語のレッスンを受講することにしました。
(時間があるとじっとしてられずに何かしたくなる性分)
ですので私はそちらのレッスンの課題等もあるので、割と充実した生活を送ることができています。
語学学校については次の記事で書きたいと思います。
今回は、今学期私が履修している科目について、主に綴っていきたいと思います。
Malaysian Language マレー語が予想以上に難しかった件。
まずはMalaysian Languageという科目について話していきたいと思います。
先ほど書いたように、マレー語を学ぶ科目なのですが、
今はまだ簡単な文法などを習っているのですが、最終的にはマレー語でのプレゼンテーションが待ち受けています。
最初その知らせを見た時は、二度見するくらいびっくりしましたが😅
マレー語レベル0からスタートなのにも関わらず、この短い学期でプレゼンができるまでレベルアップできるのか・・。不安でしかないです!!笑
マレー語はマレーシアの中でどんな言語か?
まずは科目についてではないですが、マレー語がマレーシアの中でどんな存在なのか、私なりに説明したいと思います。
マレー語はマレーシアの国語であるため、もちろんどこへ行っても主な表記はマレー語となっています。
ショッピングモール内などのお店や商品などはマレー語のサブ的存在で英語表記が添えつけられている、もしくは英語でそのまま書かれていることが多いので特に問題はありません。
(全然関係ないけどサンウェイピラミッドのイオンのバナナ美味しい・・甘い・・💓)
このようにショッピングモールではきちんと英語で書かれていることが多いです。
しかし、ローカルレストランや屋台になると
なんとマレー語表記のみであることも多いです。
こちらはあるママック(インド系料理中心の安価でとってもローカルな食堂の総称、のようなものです。また後日紹介します)のメニューです。
よく見てください・・・。なんと表記が全てマレー語です。
マレー語と英語で似ている単語、もしくは同じ単語もあるようなので、それらはなんとか大丈夫ですが、初めの頃このようなお店に一人で入った時、
telurって何!?しかも発音わかんない!
とプチパニック状態でした。笑
ママックでのパニックエピソードはまた次の機会にお話します^^;
と、こんな感じでマレー語は、私のイメージだと、マレーシアでは英語よりもマレー語の方が主流である風に思えます。
マレー語は難しい?
マレー語には時制が存在しない、ということを聞いたことがある方もいるかもしれませんが
そのイメージからなのか、習得が他の言語に比べて比較的簡単なのではないか、と考えられていることもあるようです。
しかし、習い初めの私がいうのもなんですが、なかなか侮ることはできなさそうな言語だろうと思います。
今私は中国語のレッスンを受講していると先ほど言いましたが、私個人的には現時点で感じるのはマレー語の方が中国語より難しそうということです。
私が今知っている限りの知識でどんな点が難点なのかをあげますと、
まず、一部の場合をのぞいてマレー語の基本的な修飾は後ろからであるようです。
例を挙げます。
マレー語では「人」のことををorang(オラン)、「日本」のことをJepun(ジュプン)と言います。
ですので日本人と言いたい時は、日本が修飾語になるので、orang Jepunとなるのです。
・・・すごく違和感を感じませんか?笑
日本語だと「人日本」と順序が全く逆なのです。
また他には、マレー語では動詞が省略されることがあります。
英語でも日本語でも、1文を作るときに、動詞を省略してしまうことはなかなかないのではないでしょうか。
例えば、
「母は市場から来ます」という文を作る時、
My mother comes from the market.と英語ではなると思います。
しかし、マレー語では前置詞の後ろに場所を示す名詞がある場合、動詞が省略できるのです。
ですから、
Emak(mother) dari (from) pasar (market).
でマレー語の場合は一文になります。
mother from market…
そして日本語に直訳すると「市場からの母」
すごく簡素化されていて会話のスピードは速そうですが、誤解も多く生まれるのではないか・・?と勝手に想像したりもしました。笑
そして、ちょっと困惑するのはマレー語のスペル。
例えば、「10月」は英語でOctoberですが、
マレー語だとOktober.
違和感半端ないです!🤣
マレー語スペルを身につけたらきっと英語スペルがすでにわからなくなっているだろうなと思います。
このように難しい、違和感だ、と感じる点もいくつかありますが、発音の点において、日本人にとっては、英語や中国語より遥かに簡単だと感じる方が多いかと思います。
マレー語をいくつか単語を知っているだけで、お店でのやりとりがスムーズになると思いますので、興味がある人は少し調べてみてください(´∀`*)
レベルが高すぎるよ・・!?授業中のエピソード
ちょっとマレー語についての話が長くなってしまいましたが、
大学の授業中のエピソードについて話したいと思います。
今学期から、授業の際に講義室が開放され、そこに行って先生や他の生徒と対面で授業を受けることができるようになりました。
私も2回ほど、すでにキャンパスでの授業を体験しました。
実際の授業はまだパソコンを通してなのですが、それでもオンラインと対面では全く授業に対してのモチベーションや雰囲気も変わってきます。
私の今学期の科目は、留学生のみが履修するものなのですが、まだマレーシアに来ることができていない留学生が多いようで、講義室が広いのにも関わらず、生徒は数えるほどしかまだ来ていません。^^;
しかし、その少ない中でも友達ができたり先生との交流もあったりで、やはり対面授業の方が好きだなと思いました💓
ある対面授業の日でした。
先生がいきなり、今からビデオを見るよ〜〜と言ってスクリーンにビデオを映し出しました。
それがこちら。
見てもらうとわかると思いますが、
オールマレー語の子供用のアニメでした。
はーいじゃあこれ見終わったら感想聞くからね〜〜
と何事もないかのように話す先生。
いやいやいや・・一言もわからない・・!!!( ゚д゚)
そう思ったのは私だけではないようで、みんなもう笑っていました。
ある生徒が「先生!何回くらい見ればこのビデオを理解できるようになりますか?」と聞くと先生は、「4回!!!d( ̄  ̄)」と自身ありげに言っていて、その場が笑いに包まれました。
そして、毎度お馴染み、グループワークがやはり主なわけですが
毎回思うのは、インドネシア留学生が強すぎる・・・!!ということです。
インドネシア語とマレー語は70%くらいが同じであると聞いたことがありますが、確かにインドネシア人の、先生の質問に対する反応は秒速です。
音読してみて、と言われて読んでも、ほぼ完璧であろう発音で、
はぁ〜うらやましぃ〜って感じです、本当に( ;∀;)
私のグループにはインドネシア出身の子がいるので、とっても心強いです笑
Malaysian studies マレーシアの歴史
今回の主な内容はマレー語についてが占めてしまいましたが、
もう1科目のMalaysian studiesについても説明していきたいと思います。
この科目を一言で言うと、マレーシアの歴史を学ぶ科目、です。
この科目でもまた、プレゼンテーション、グループワーク等々があります。
マレーシアの植民地時代の出来事などを学ぶのですが、高校時代の世界史で習ったことが多く出てきて、なんだか感動しました。笑
みなさん、日本がマレーシアを植民地にしていたことをご存知ですか?
たったの3年間だけであったようですが、日本の影響は大きかった、と教わりました。
マレーシアの文化や宗教についてもっと知りたい、と思っている私ですが、
マレーシアがどんな国であるかを知るためには、日本がマレーシアに対してどのような影響を与えていたのか、マレーシアにとって日本とはどのような存在だったのか、であるのか、よく知る必要があると思いました。
日本の世界史では詳しく教わらなかった、マレーシアの植民地に関わる話などまで学んでいて、マレーシアをもっと深く知りたいと思っている私にとってはとても興味深い科目です(^ ^)
まとめ
今回の記事では、私の今大学で履修している科目についての話をまとめました。
今回は文字多め、画像少なめの、ちょっと読む気失せるな〜^^;というような記事になってしまったかもしれませんが、何か少しでもこの記事がご参考になれていたら幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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