こんにちは。
マレーシア留学生のはるかです(*´꒳`*)
実はこの3週間は2学期が終わった後のセメスターブレークでした。
今週からまた新しく3学期が始まります。
次の学期は実習が始まるので、だいぶ忙しいものになりそうです。
さて、本題です。
今回は今までの旅行まとめ記事などとは打って変わって、マレーシアにおいて私が感じた日本と異なるネガティブな点、ホームシックになってしまったことなど、私のリアルな心情を書き連ねていこうと思います。
マレーシア生活のストレスポイント
マレーシアに入国してもう早くも5ヶ月。
マレーシアでの生活にもだいぶ慣れてきました。
今現在に至るまで、私は数々の
「ああ、日本とは違うな」
「日本だったらこうなのに・・」
というマレーシアに対して少しネガティブである感情を体験してきました。
これはもちろん、当然のことだろうと思います。
異国で数ヶ月過ごしてきて自国との相違点やストレスがひとつもない、というのはありえないからです。
以下では私が感じた、異文化の中でも特に日本とは全く異なる、ちょっとしたストレスポイントを書いていこうと思います。
時間にルーズ
時間厳守という点において欠けていると感じるのはマレーシアだけではないかもしれません。反対に、日本が優れすぎているのかなぁとも感じます。
しかし18年間日本で暮らしてきた私にとってみては、マレーシアにおける時間のルーズ加減が個人的にかなり大きな問題と感じました笑
バスが時刻表通りに来ないのが通常で、フードデリバリーも予定時刻から1時間後に届けられたり、かと思えば授業が突然早く終わったり、課題のグループミーティングの予定がどんどん先延ばしにされたり・・。
散々ですね(⌒-⌒; )
その中でもびっくりしたエピソードといえば、ペナンへ旅行に行く際のバスです。
当日バスに乗る時刻は朝の9:30でした。
しかし、なんとバスが着いたのは30分遅れの10:00。
日本であったら大遅延ですね。
ですが、マレーシアではこれは何も珍しくないことなのです。
アナウンスもマレー語なので、何を話しているかわからず、バスはもう行っちゃったのかな、どうしよう・・とハラハラしてして待っていました・・そして何事もなかったかのように平然と現れるバス。
時間、予定を守る、という点に関しては日本は本当に優れている国だなぁと心底感じます。
携帯盗難未遂事件
もちろん治安という点でもマレーシアは東南アジアの国の中では良い方だといっても、日本と比較すれば、日本ほどはよくない、と言えるでしょう。
今までの5ヶ月間で一番焦ったことは、私がマレーシアの治安を侮ったゆえに起きてしまった携帯盗難未遂事件です。
その日、私は朝、寮の周りをランニングしようと思って、携帯と水をカバンに入れて外に出ました。
早朝でしたので周りには誰もおらず、20分くらいだしいいか、と浅はかな判断で、荷物をバス停に放置してしまいました。
そして20分経って戻ってくると
そこにカバンはありませんでした。
焦って、ゲートの警備員に尋ねると、彼は私にカバンを渡してくれました。
リスクを考えて親切にも私のカバンを所持していてくれたそうです。
(ちなみに彼は英語が話せなかったので、やりとりはグーグル翻訳を通してでした・・。)
しかし、安堵したのも束の間。
中には携帯本体のみがありませんでした。
それは明らかに故意にやったことがわかりました。なぜなら、カバーから外されて本体のみが持ち出されていたからです。
警備員の彼に聞いても、わからない、としか言われず、この大変な状況下でスムーズに会話ができないのも、かなりマイナスポイントでした。マレー語が話せないということはこういう事態に大きく影響するのだと痛感しました。
泣きそうになりながら、寮の他の英語が話せる警備員にも尋ね、なんで置きっぱなしにしたの!と若干叱られながら、自室に戻り、
そうだ、と思いついたことがありました。
「Iphoneを探す」の機能は使えるだろうか。
私はMac Bookを持っていたので、それを使って携帯の位置情報を探し出しました。
するとなんと、
先程のゲートから100メートルほど先にあると位置情報が示したのです。
急いで下へ降りて、警備員さんにも探すのを手伝ってもらい、やっと発見したのは
道の端っこの草むらでした。
しかも、ロックが解除できなくて諦めて投げ捨てた、みたいに落ちていました。
結局今回は無事に携帯が手元に戻りましたが、これは私の、マレーシアの治安に対して意識低下していたことへの戒めだと感じています。
警備員さんには感謝しかありません。
例外もあるかと思いますが、基本的にマレーシアではものを放置するとすぐに盗まれると考えた方が良いと思います。
それからは私は、レストランなどで少しの間席を開けるにしても荷物は全部持つようになりました。
歩道がない
日本では当たり前だったことがなくなるとかなり大きなショックです。
それの一つが、マレーシアには歩道があまりにも少ないということです。
マレーシアは車社会です。タクシーも安いので、移動はタクシーを使うことが多いです。
しかし、タクシー代を節約してたまには帰りたいなぁというとき、あるかと思いますが、それはかなり困難なことなのです。
Googleマップで調べようにも、自殺行為では・・?みたいな車がビュンビュン走る大通りにつれてこられたこともありました・・泣
迂闊にも荷物は置けないし安全な歩道は少ない、そして私の住んでいる地域では公園も近くにないため、ジョギングすらままならないです。
ストレス発散を、外でジョギングすることによってしていた私にとってはこれは痛い現実です。。
汚水の臭い、ポイ捨て
マレーシアを歩いていて最初に思ったこと
それはやはり道の整備度合い、綺麗さです。
ローカルな道を歩いていると、下水道からの汚水の臭いがしてくることもありますし、
ポイ捨ては最初はびっくりしましたが、今ではもう悲しいことに見慣れてしまいました。
中でもびっくりなポイ捨ては、中身が全然残っているお弁当が蓋全開でそのままおいてあることです。
カラスや猫が集まってきそう😅
高速道路では、隣の車の窓からタバコをポイした人も見たことがあります。
そういえばゴミ回収も、日本のようにプラ、燃えるゴミなどゴミ箱が分けられていることは少ないです。全部一つのゴミ箱にゴミを捨てます。
マレーシア、SDGの面ではもう少し改善できることもありそうです。
人と人との距離感
実際、ここにおいてのストレスが私は一番大きいと感じています。
マレーシア人と私たち日本人の、人と人との距離感の違いです。
私は最近になってハウスメイトが増え、今では私を含め6人になりました。
私はその中の一人の中華系マレーシア人の女の子と仲良くなりました。
その子は日本に興味があり、一緒に日本のアニメやドラマを見ながら食事するくらいの仲になることが出来ました。
しかし
事件は起こりました。
その日私は自分の鍋を共有スペースに放置したままにしたので、私も悪いのですが、
彼女は私に許可を取ることもせず、勝手に使用し、さらには洗わずにそのまま放置。
朝になって、自分の鍋が油まみれで放置されてるのをみて驚きつつ、悲しい気持ちになりながら自分で洗いました。
彼女にとってみては、仲が良くなるというのはものを無断で共有できるくらいだという考えだったのだと思います。
彼女も実際、自分の所有物を私に貸してくれたこともありました。
しかし、私たち日本人には、
「親しき仲にも礼儀あり」
という価値観があるように
どんなに仲が良くなれたとしても、無断で人のものを勝手に使えばトラブルを引き起こすということはみんな暗黙の了解であることだろうと思います。
この距離感の近さの相違においての問題は、彼女の性格的なものではないか、とも考えました。
しかし、私は他にもマレーシア人の、よくいえばフレンドリー、悪くいうと馴れ馴れしいという国民性とも感じ取れる出来事に遭遇しています。
それは、馴れ馴れしい男性の方にしつこいまでに話しかけられることが多い、ということです。
言ってしまえば、日本だとすでに不審者、セクハラ認定されそうな行動です。
何回か経験してきたのですが、その中でも一番は市民プールで一人で泳いでいるときに、知らない男性の方がしつこく何回も、君は美しい、君の彼氏になりたい、日本へ連れて帰ってくれと言ってきたことです。
私は気分の悪さと恐怖で寒気を覚えてすぐに帰ってきてしまいました。
それからも、カフェなどで同じような経験を数回したことがあります。
この時の共通点としては、
私が日本人と相手にバレたとき
です。
相手は大体日本に興味があるのですが、エージェントに相談したときに彼からアドバイスをもらったのは、日本の女性は、マレーシア人にとっては少し特別な女性というイメージがあるようなので、ときには日本人とバレないようにすることも吉だ、ということです。
私は今までマレーシアでは日本人は優遇される、と少し自惚れていたところもあったので、またこのことは自分の浅はかさを戒める良い機会になりました。
出会った人にすぐに心をオープンにするマレーシア人と、警戒心強めで親しい人にもある程度の距離感はある日本人。
この対照的とも思える国民性で、相違をすんなり受け入れるのはかなり難しいことにも思えます。
ちょっとホームシック
以上に話したこともありつつ、人との付き合い疲れもあり、最近では、日本に帰りたいな・・・と日本を恋しく思うことも多くなりました。
でもやはり、ホームシックの乗り越え方としては、
考える暇もないくらい忙しく過ごすこと、信頼できる友達、家族と話すこと、なのかなと考えています。
実際今日本を恋しく思ってしまっているのは、セメスターブレークであるから、ということが理由の一つでもありそうです。
今学期は忙しくなりそうなので、気づいたら学期終わってた・・・!くらいに充実したら良いなと思っています。
また、やはり、同じ気持ちを共感できる、価値観が同じである人をこの留学先で見つけることもホームシックを耐える必要材料だろうなと思います。
仲間、同志、という存在は強いです。
精神的な支えにお互いがなれるような関係であれば、とても良いですね。
まとめ
今回は私が感じたマレーシア生活においての日本と異なる点を、私の実体験を含めまとめてみました。
同じマレーシア留学生の皆さん、マレーシア在住の方々、私のこの経験などをシェアすることで皆さんのマレーシア生活においての一知識として頭の片隅にでもおいてもらえたら幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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